成長コラム One Point Column

Doing連載魅力経営のヒント
第14回目:幸運な経営者、不運な経営者(2010年9月号)
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■成功するのは、運がいいから!?

わずか創業12年でフォーブス誌の世界企業の「ベストブランド」1位になり、世界12万人の学生を調査した「学生が選ぶ“理想の就職先ランキング”」でも1位になった検索エンジンサービスを提供しているGoogle(グーグル)社。そのGoogleの創設者ラリー・ペイジ氏は「なぜ、Googleは成功できたのですか?」と質問されたとき、「運が良かった」とだけ答えたそうです。

またアメリカのカタログショッピングの最大手のシアーズ・ローバック社の元社長のジュリアス・ローゼンウォルト氏はこんなことを言っています。
「世の中ではとにかく、お金を儲けることが重視されすぎている。金儲けには頭は使わない。私の知り合いの中でも、優秀とは言えない人たちほど裕福だ。成功の95%は幸運、残りの5%が能力だ。私を見ればわかる。わが社の社員のうち、私と同じくらい経営能力がある人は何人もいる。ただ、彼らは運をつかめなかった。――彼らとの違いは、そこだけだ。」と。

この2人だけではなく、古今東西の起業家、政治家、思想家たちも「運」の重要さを言っています。

「成功は自分の努力ではなく運のおかげ(松下幸之助)」
「人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない(マルクス・トゥッリウス・キケロ)」
「名将の条件は、ひたすらに運である(司馬遼太郎)」
「運が強いこともリーダーの資質(大賀典雄、ソニー社長・会長)」
「私は運というものを強く信じている。そして、運とは努力するほど増すものだと思う(トーマス・ジェファーソン第3代米大統領)」
「自分に向いたことをして、運のいい人が成功する(山内溥、任天堂3代目社長)」

私は20代のとき、 10,000人を超える方々と出会ってきました。そのなかには、大企業の経営者、ベストセラー作家、投資家、政治家、大富豪、占い師、プロスポーツ選手、芸人、アーティスト、芸術家、インドの聖者、宗教家、超能力者など、想像もつかないような人生を歩んでいる人たちも大勢いました。特に活躍しているビジネスマンや、企業経営者、 本を出したり全国で講演をしている著名人、 その他にも、ユニークな活動をしている方々と話すと、ほとんどの方たちが、自分自身の「運」のとらえ方が前向きでした。
「私はツイている」「自分は運がいいね」「運が味方してくれたよ」など言葉は違えど、自分の実力以上の結果を手にしているのは、運のおかげだと話してくださいました。

昔から「運も実力のうち」といますが、神戸山手大学の村上幸史准教授は「運自体は科学的に実証できるものではありませんが、主観的な『運の捉え方』の違いによって、物事の決断や考え方に変化が生まれるのは事実です」と話しています。村上准教授は、社会心理学の側面から運の認知について研究しており、「運の捉え方」の違いによって、手にする結果の差が生まれる調査を発表しています。

このように経済、政治、スポーツ、学問のどの分野でも、自分の運をどう捉えているかによって、人生が大きく変わります。

 

■あなたの運はどっち?

ここで、一緒にあなたご自身の運について考えてみましょう。
さぁ、あなたの運は次のうち、どちらに近いでしょうか?
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 運がいい ←→ 運が悪い

 運がある ←→ 運がない

 運が強い ←→ 運が弱い

 今、運が向いてきている ←→ 運が離れている

 運に味方されている ←→ 運に見放されている

 運に恵まれている ←→ 運が尽きている

 運をつかめる ←→ 運に逃げられる
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今まで私が出会ってきた魅力的な経営者を思い出してみると、このように話していました。

「ホント自分は運がいい!」
「私には運があると思う」
「過去振り返ると、つくづく自分は運が強いと感じる」
「こっちに運が向いてくるように、やるべきことはやらないとね」
「私は運を味方にできたのが大きいと思う」
「自分は運に恵まれている」
「来たときに、すぐに運をつかめる準備が大事」

特に経営者の場合、「運」を「チャンス(機会)」と置き換えると、すごく分かりやすいでしょう。すると経営者にとっての「運がいい」とは、この3つに集約されるます。

「チャンス」に気づけるかどうか
「チャンス」をつくりだせるかどうか
「チャンス」を活かせるかどうか

この3つができたなら、どんな業種業態でも、道がひらくはずです。そして、そのような経営者を周りはこう呼ぶでしょう。「幸運な経営者」と。

では、どうしたら幸運な経営者になれるのでしょうか?
そのカギは、「時間感覚」にあります。

 

■2つの時間感覚

時間感覚には2つあります。
「幸運な時間感覚」と「不運は時間感覚」です。

そもそも「時間」というものは、「過去→現在→未来…」に流れると一般的に思われています。過去にあったことが、積み重なって現在を作っている。やがてそれが未来を作ると。
そう信じている方は、残念ながら、幸運には恵まれないでしょう。実は、これが『不運な時間感覚』であり、この世の中の、ありとあらゆる不幸(悩み、苦しみ、迷い、不安、後悔…)の原因となっています。
しかし、運がいい人たちは違います。

幸運な人たちの「時間」は、「未来→現在→過去…」に流れています。
そういう感覚『幸運な時間感覚』で生きています。

『不運な時間感覚』の人を、乗り物で例えるなら、「手漕ぎ型ボート」です。
『幸運な時間感覚』の人を、乗り物で例えるなら、「モーターボート」です。

不運な時間感覚と幸運な時間感覚の違い

『不運な時間感覚』の「手漕ぎ型ボート」に乗っているなら、向いている方向は過去。そして未来に後向きに進みます。前から障害物(問題、トラブル)が流れてきても、後(過去)を向いているので、全く気づきません。気づくときはぶつかったとき(問題が勃発したとき、トラブルに巻き込まれたとき)です。
そのとき本人はこう思います。「突然の事に、まったく予想できなかった」「なんで私だけ。ツイていない」「こんなことが起きるなら…」しかし、実は前兆はいくつもあったわけです。しかし後(過去)を向いているので見えなかったのです。見えるのは過去のこと(過去の成功体験、失敗体験、思い出…)。

そして、逆に前からチャンス(機会)が流れてきても、後(過去)を向いているので、全く気づきません。気づくときは、流れすぎて行ったとき(あとでチャンスだと分かったとき。あとで別な誰かが、そのチャンスをつかんで成功したとき)です。そのとき本人はこう思います。「あれをやっておけば良かった」「チャンスに恵まれない」「あれがチャンスだったなんて思いしなかった…」

そもそも誰にでもチャンスは未来から流れてきていて、すぐ目の前を通過しようとしているのです。しかし後(過去)を向いているので全く見えない、気づけないのです。そして彼らは思うわけです。「自分は運が悪い」と。

一方『幸運な時間感覚』の「モーターボート」に乗っているなら、向いている方向は未来。その未来に前向きに進んでいきます。
前から障害物(問題、トラブル)が流れてきても、前(未来)を向いているので、早めに気づくことができます。障害物(問題、トラブル)にぶつかる前(問題が勃発、トラブルに巻き込まれる前)に、ハンドルを自分で握って操縦しているので、何かしら手を打って避けることができます。
大難を小難に、小難を無難に、先天(せんてん)無形(むけい)のうちに弭化(みか)するのです。

仮に、問題が起こってもこう思うわけです。「今のうちに、起こってくれてよかった」「この問題は、私に何を教えてくれているのだろう」「このピンチをチャンスに変えよう」と。
前(未来)を向いているので、見えるのは未来のこと(理想やゴール、夢や目標を達成したあとの世界)。だから起こった問題を前向きにとらえ、未来に進むための糧(燃料、エネルギー)にして前向きな発展するための行動をするのです。

そして、前からチャンス(機会)が流れてきたら、前(未来)を向いているので、すぐ気づきます。ハンドルを自分で握って操縦しているので、そのチャンスをつかみに行くことができます。そして本人はこう思います。「チャンスに恵まれている」「自分は運がいい」と。
この時間感覚の違いが、幸運か不運かをわけるのです。

 

■幸運な時間感覚で世界一になった経営者

成功した経営者たちは、幸運な時間感覚で働いています。
米誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」(2010年5月号:人と組織を動かすリーダーシップ)が発表した「在任中に実績を上げた実行力のあるCEO(最高経営責任者)トップ100」の1位だったのが、アップルのスティーブ・ジョブズ氏です。ジョブスも突き抜けた幸運な時間感覚の一人です。
ジョブスが幸運な時間感覚であることを物語るのが、ジョブスが米国スタンフォード大学卒業式での祝賀スピーチの中にあります。

幸運な時間感覚で生きていると起きる現象を語ってくれています。



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(上略)
私はリード大学を半年で退学しました。
何も考えずにスタンフォード並みに学費の高いカレッジを選んでしまったもんだから労働者階級の親の稼ぎはすべて大学の学費に消えていくんですね。そうして6ヶ月も過ぎた頃には、私はもうそこに何の価値も見出せなくなっていた。自分が人生で何がやりたいのか私には全く分からなかったし、それを見つける手助けをどう大学がしてくれるのかも全く分からない。なのに自分はここにいて、親が生涯かけて貯めた金を残らず使い果たしている。だから退学を決めた。全てのことはうまく行くと信じてね。

そりゃ当時はかなり怖かったですよ。ただ、今こうして振り返ってみると、あれは人生最良の決断だったと思えます。だって退学した瞬間から興味のない必修科目はもう採る必要がないから、そういうのは止めてしまって、その分もっともっと面白そうなクラスを聴講しにいけるんですからね。
(中略)
リード大学は、当時としてはおそらく国内最高水準のカリグラフィ教育を提供する大学でした。キャンパスのそれこそ至るところ、ポスター1枚から戸棚のひとつひとつに貼るラベルの1枚1枚まで美しい手書きのカリグラフィ(飾り文字)が施されていました。私は退学した身。もう普通のクラスには出なくていい。そこでとりあえずカリグラフィのクラスを採って、どうやったらそれができるのか勉強してみることに決めたんです。

セリフをやってサンセリフの書体もやって、あとは活字の組み合わせに応じて字間を調整する手法を学んだり、素晴らしいフォントを実現するためには何が必要かを学んだり。それは美しく、歴史があり、科学では判別できない微妙なアートの要素を持つ世界で、いざ始めてみると私はすっかり夢中になってしまったんですね。

こういったことは、どれも生きていく上で何ら実践の役に立ちそうのないものばかりです。だけど、それから10年経って最初のマッキントッシュ・コンピュータを設計する段になって、この時の経験が丸ごと私の中に蘇ってきたんですね。で、僕たちはその全てをマックの設計に組み込んだ。そうして完成したのは、美しいフォント機能を備えた世界初のコンピュータでした。

 もし私が大学であのコースひとつ寄り道していなかったら、マックには複数書体も字間調整フォントも入っていなかっただろうし、ウィンドウズはマックの単なるパクりに過ぎないので、パソコン全体で見回してもそうした機能を備えたパソコンは地上に1台として存在しなかったことになります。

もし私がドロップアウト(退学)していなかったら、あのカリグラフィのクラスにはドロップイン(寄り道)していなかった。そして、パソコンには今あるような素晴らしいフォントが搭載されていなかった。
もちろん大学にいた頃の私には、まだそんな先々のことまで読んで点と点を繋げてみることなんてできませんでしたよ。だけど10年後振り返ってみると、これほどまたハッキリクッキリ見えることもないわけで、そこなんだよね。

もう一度言います。未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。
点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。結果、人と違う道を行くことになってもそれは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。
※この講演は「伝説のスピーチ」として有名です。インターネット動画配信の「Youtube」にも無料でアップされて見ることができますので、ぜひどうぞ。
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まさに「幸運な時間感覚」を別な視点から話してくれています。
幸運な時間感覚のままで過去を振り返ったとき、まるで幸運の女神が用意してくれたような見事なストーリー(自分神話)になっていることに気づきます。過去のその時点では、どんな意味があるのか分からなかったことが、時間が経過して「過去の点」と「現在の点」がつながっていくのです。

だから幸運な時間感覚で生きていると「今は意味もなく何げなくやっていることが、いつか未来に、点と点が繋がって意味あるストーリーになるはず。起きる全ての事には意味がある。全ては良くなるために起きているのだ」という根拠のない自信がわいてきます。しかも不運や不遇でさえも、幸運の女神が用意してくれた「幸運のギフト」だとも思えるようになります。そして実際、不運を幸運に、不遇を飛躍のチャンスに変えて、道を切りひらいていくのです。その後、歩んできた道を振り返って「あのお陰で、今がある」と純粋に心の底から、襲ってきた不運や不遇に感謝するはずです。
幸運な時間感覚になると、日常の中にわずかなチャンスがあるのではなく、大きなチャンスの中に日常があるという感覚になります。

では、どうしたら「幸運な時間感覚」になれるのでしょうか?

■一冊のノートで変わった女性経営者

7年くらい前からお話しさせていただいている女性経営者Aさんがいます。ちょうど昨日のことAさんからこんな話を聞きました。
「今まで、スタッフや家族の自分以外の全ての方に対して、欠点ばかりが目に入ってきました。なんでこんなこともできないんだろう。ここを直してほしい。もっと頑張ってほし欲しい。など、いつもイライラしていました。ところがあのノートをつけはじめてからすっごく変わったんです。いいことばかり目に入ってきて、いいことばかり起きるようになりました。今まで、いかに今まで自分が悪いことばかりしか見ていなかったのかが分かりました。
今まで言い訳ばかりで、最低限の仕事しかしていなかったスタッフが、自分から考えて積極的に動くようになりました。さらに私と同じようにノートを毎日つけるようになって前向きで明るくなった人もいます。
そして何より驚いたのは主人です。それまでいつも顔を合わせたらケンカばかり。一回火がつけばお互いにひかず、2時間も3時間もケンカが続くような状態でした。それが先月ぐらいから主人が変わり始めました。ケンカもなくなり、私の事を応援してくれるようになりました。私は特に何もしていないと思うんです。ただあのノートをつけ始めて3カ月くらい経ったころから、周りがどんどん変わってきたんです。」

彼女は、どんなノートをつけていたのか?

それが、時間感覚を変える「幸運ノート」です。

幸運ノートとは、毎晩寝る前に、その日に起きた「感謝できること」「嬉しかったこと」「良かったこと」「幸運だと思えたこと」「幸せだと感じたこと」などの中から、最低3つをノートに箇条書きするだけです。
大事なことは、どんな小さいことでも毎日(・・)書くことです。一日を振り返って、もし何もなかったら昨日と同じ事を書いてもいいですし、もしくは「今日一日何事もなく無事に過ごせました」でもOKです。それでも、書くことがなくなったら、過去書いたページを見て「こんないいことが自分にあったことを思い出しました」でもいいのです。
すると「幸運アンテナ」が立つようになります。それまで「幸運圏外」で幸運のシグナルに気づけなかったのが、感度がよくなり「幸運アンテナ」が三本立てば、どこにいても幸運を受信でき、幸運とつながることができるようになります。

この「幸運アンテナ」の感度を良くするのが、毎日つける「幸運ノート」です。
まずは3カ月続けてみること。3カ月もすれば幸福な時間感覚に近づき、見るところも、話すことも、行動することも変わるでしょう。すると周囲の幸運とどんどんつながることができ、しぜんと周りの人たちの行動も変わっていくでしょうs。
こうして幸福な時間感覚になることが、運がよくなる第一歩です。
そして次は、運を味方にすることです。

 

■3つの運を味方にする秘訣

 以前、一部上場企業の創業者のAさんに、息子さんと娘さんの教育を依頼されたことがあります。Aさんは第一線を退き、投資家として活動されていました。Aさんは息子さんと娘さんは経営者に向いていないように感じ、投資家として生きることを望んでいました。そこで私に投資家としてやっていけるように、優秀な経営者とつながれる社交性を養う教育をしてほしいと依頼があったのです。
そのときAさんは、こんなことをお話ししてくれました。
「私が創業したあの会社が大きくなったのは奇跡だと今でも思う。運が良かったとしか言いようがない。そして今こうして投資家として、素晴らしい起業家とめぐり会い応援できているのも、運が良かったからだと思っている。
私が一番、運が良かったのは、人に恵まれたこと。私は、投資家として全く才能がないと思っている。良い出会いがあったから、こうしてやっていけている。私は、運は人の背中からやってくると思っているんだよ。だから、子供たちには、人に恵まれて、運を味方にして、投資家として成功するように願っているよ。」と。

確かに、運は人を通じてやってきます。しかしそれは一部です。
そもそも運は大きく3つにわけることができます。「天・地・人」の三運である『天の運、地の運、人の運』です。

『天の運』が開けると、天命にめぐりあえ、天から才能を与えられ、強運(運が強く)なります。
『地の運』が開けると、環境に恵まれ、地から力(エネルギー)がもらえ、良運(運がよく)なります。
『人の運』が開けると、幸せが溢れ出し、人から応援され、幸運(運が向いてくるように)なります。
つまり…

『天の運』が開けると、強運(運が強く)なります。
『地の運』が開けると、良運(運がよく)なります。
『人の運』が開けると、幸運(運が向いてくるように)なります。

では、どうしたら「天地人」の三運は開けるのか?
それは、「天地人」に、お役に立つことです。

『天の運』を開くには、天(日本、世の中、人類)のお役に立つこと。
『地の運』を開くには、地(地域、業界、社会)のお役に立つこと。
『人の運』を開くには、人(仲間、家族、お客さん)のお役に立つこと。

もっとシンプルに言うのであれば、『天の運、地の運、人の運』の三運をひらくには

  奪う(もらう)人生< 与える人生

にすることです。

不運な人生とは、奪う(もらう)人生 >> 与える人生
普通の人生とは、奪う(もらう)人生 ≦ 与える人生
幸運な人生とは、奪う(もらう)人生 << 与える人生

とも言いかえることができます。

人に幸せを運べば、しぜんと幸運になっていきます。
周りが良くなるように改善していけば、しぜんと良運になっていきます。
今日を天に捧げる気持ちで生きれば、しぜんと強運になっていきます。
「与える生き方」をしていれば、誰でもしぜんに運がひらけていきます。

もし、この世に、運をもたらしてくれる「幸運の女神」がいるならば、その幸運の女神が自分のところに来てくれることを待っていても、運はひらけないでしょう。むしろ、自分が幸運の女神に成り代わって、周りに幸せを運ぶことで、幸運の女神はその人の運をひらいてくれるでしょう。すなわち、周りの運をひらく人が、最も運がひらけていく人なのです。
幸運の女神とは、待つものではなく、なるものです。
幸運な経営者とは、幸運の女神のごとく、スタッフにお客さんに、家族に、地域に、業界に、社会に、日本に、世界に、世の中に、幸せを運ぶ人なのです。


現役歯科医師による歯科医院の為の経営マーケティングクラブ「Doing(ドゥーイング)」
小田真嘉の「魅力経営コラム」2010年9月号より